臨床工学技士
医学・工学の両面で治療をサポート
仕事内容
ME機器の専門知識を生かす 高度なME(メディカル・エレクトロニクス=医用工学)機器の
専門技術者の需要が増している。
これに対応して、昭和63年に臨床工学技士の国家資格が制定された。
人工透析装置、人工心肺装置、人工呼吸器などを生命維持管理装置というが、
臨床工学技士は、医師の指示のもとで、これら装置を操作することと、
ME機器の保守点検がおもな仕事。医療機関により、幅広く担当する場合と、
手術室、ICU室などの専門業務につく場合がある。
心臓カテーテルや人工透析装置を用いて検査や治療を行うには、
患者に機械や治療の説明を行って不安を和らげるなど患者ケアが重要。
工学・医学の両面の知識・技術を必要とするが、人間相手の医療スタッフであることに変わりない。
取得方法
養成施設は2種類 臨床工学技士資格を得るには、養成施設で学び、国家試験を受ける。
おもな養成施設は高卒者対象、修業年限3年以上で、全国に39校(平成18年度)。
ほかに1年制、2年制と夜間2年制もあり、こちらは、
大学や他の医療資格者養成校などで指定科目を履修した者が入学できる。
2012年03月20日
臨床工学技士
2012年01月29日
臨床検査技師
臨床検査技師
診断・治療に必要な検査を担当する
仕事内容
検体検査、生理学検査など 病気の診断・治療のためにさまざまな検査が行われている。
臨床検査技師は、医師の指示・監督のもと、検査を行い、データを作成・提供する専門職で、
検体検査、生理学的検査、及び、検査のための採血を担当できる。
検体検査は、体から採取したもの、つまり、血液、尿、手術で採取した
細胞などについての検査で、微生物学的検査、血清学的検査、
血液学的検査、病理学的検査、寄生虫学的検査、生化学的検査など。
取得方法3年制養成施設が主流
理学療法士
理学療法士
物理的療法で患者を治療する
仕事内容リハビリチームの中心になる 医学的、社会的、職業的領域にわたる
幅広いリハビリテーションのうち、おもに医学的領域を担当するのが、
医師、看護師、理学療法士、作業療法士、介護福祉士、義肢装具士などの
リハビリテーションチームだ。
そのなかでも、理学療法士、作業療法士は中心的存在になる。
運動と物理力で患者を治療
理学療法とは、身体に障害のある者に対し、基本的な動作能力を回復させるために、
体操、そのほかの運動を行わせたり、電気刺激、マッサージ、温熱などの
物理的手段を加えたりする療法をいう。そして、
この理学療法を駆使して治療にあたるのが理学療法士だ。
理学療法士が行う治療は熱や電気を使った物理療法がメインだと思われがちだが、
治療の中心となるのは運動療法だ。
これは、関節を動かす関節可動域訓練、衰えた筋力を徐々に増強させる筋力増強訓練、
それから起きる、寝返る、座る、立つなどの基本的な動作の訓練を行う。
ついで、ホットパックを使った熱療法、赤外線療法、水療法などの物理療法となる。
就職情報売り手市場の就職状況
ここ数年の就職状況を施設別に見てみると、病院・医院・診療所などの医療施設への
就職が約80%、特別養護老人ホーム・身体障害者更生援護施設・肢体不自由児のための
施設及び通園施設などの社会福祉施設への就職が約15%、そ
のほかは理学療法士養成施設や研究所、行政機関などとなっている。
急速に進む高齢社会と障害をもつ老人への対応が重要視されるなか、
老人保健施設の設置が全国レベルで進んだので、売り手市場の就職状況が続くと予想される。
また、スポーツトレーニング、健康増進に応用が進み、
福祉、スポーツ領域に活躍の場が広がっている。

